また婦人科ネタです。 ちょっとグロいかも。

でも笑い話しに仕上げてあります。 多分。
興味ある方はどーぞ。↓
3年くらい前の話しになりますが..
約1年程、下腹部に痛みがあったんです。 右側だったり左側だったり..
急に起き上がったり、椅子からパッと立ち上がった時に、
突き刺すような鋭い痛みが.. ズキっ! グサっ!! ぅっ.. ううう..

痛みが走ると、息が止まってしまいます。 そして30秒くらい動けないんです。
で、思い出した事が..
高校ん時の友達から聞いた話し。
彼女は、左右どちらかの卵巣が拳くらいの大きさに腫れ上がってしまい、
切除した ..とのこと。
もしかして..

ずーっと気になってはいたものの、なかなか病院へ行けなくて..
丁度そんな時、里帰りの話しが持ち上がり、
「
んじゃ、日本に帰ったら検査しに行ってくるわ。」
..ということになったワケです。
田舎へ帰ってからも行くのを躊躇って、伸ばし伸ばしにしてました。
ほら、私、痛いのも病院もキライですし。
サッサと行ってしまえばいいんだろうけど、勇気要るんですよ。
とにかく!! アメリカへ戻ってくるちょっと前に行ってきました.. 産婦人科へ。
小さな待合室で1人、
バクバク.. バクバク.. 自分の心臓の鼓動を体で感じ、
チッチッチッ.. 秒針の、時を刻む音に恐怖心を煽られ
(?) 、
息を凝らし、名前が呼ばれるのを待つ。
「
jumee さ~ん。」 と看護婦さんに呼ばれ、診察室に入った。
ゲッ、お婆ちゃん先生ぢゃん!! ォイォイ、大丈夫かぁ?
でも、ココまで来たからには、頑張るっきゃない。 うん。ヨッシャーっ!!
問診を終え、診察台に移動。
先生がガァーっとカーテンを引いた。 カーテンは、丁度私の腰の辺りにくる。
なので、私からは下半身が見えない状態になるのだ。
先生の顔が見えないから不安なのか?
それとも、何をやってるのか見えないから不安なのか?
とにかく!! 不安で不安でしょうがない。
カーテンの向こう側で、
いったい何がどーなってるわけぇ? 
先生:
あぁ~! 何? ナニ? 何? 「 あぁ~!」 ..て、その 「 あぁ~!」 は何??先生:
うん、ちょっとね。 ちょっと..って、何がちょっとなワケ? ハッキリ言うてくださいな。 
先生:
ちょっと腫れてるね。 やっぱり.. 
先生:
これ以上大きくなると手術して切除しなきゃなんないけど、
でもね、大丈夫よ。切除しても排卵はあるから。
卵巣1個でも十分子供は作れますよ。 ..って、アータ!! 今はそーゆう問題じゃないでしょーが!! 
治るんですか? 薬はあるんですか?
アタシ、どーなっちゃうんですか??
..ってか、その話しの内容は、切除前提じゃないですかっっ!!!先生:
・・・ん? あら!?!?・・・・・・・シーン。
ん? 先生?? 先生ってばっ!! 
・・・・・・・シーン。
先生が、ガァーっとカーテンを開けた。先生:
はいっ!! コレね、アナタのポリープ。
はぁ~? 今、何ておっしゃいました??・・・・・・・シーン。
先生:
取ったからもぉ大丈夫よ♫ 
先生は、2~2.5cm くらいの赤いビロ~ンとしたモノをピンセットで摘み、
それを顔の位置で掲げニコニコしている。
ガァァァァーン.... 

:
▽$●%□&*▲@~!!! ←言葉になっていない。
先生:
ガーゼを突っ込んであるから、後で取ってね。
止血と痛み止めのお薬出しておきますから、薬局で受け取ってください。医学の知識が無い jumee..
ポリープ = 癌 = 死 を宣告されたような気分に。
今まで元気だったのが、一気に心まで病人になってしまい、
絶望感ドップリ。顔からは血の気が引き、背中も曲がり、
ドヨヨ~ンとした感じになっていたと思います。

「
転移してたらどーしよー。 私.. 死ぬのかな? 」
旦那さんのこと、 年老いた両親こと、 遺書、 葬式..
もぉ色んな事が頭の中でグルングルン。
病院に隣接する薬局へ向かうものの、足が重くて重くて..。
ドラマのように道路がビヨォォ~ンと伸び、
薬局が遠ざかっていく感じさえしましたよ~。
それでも自分で車を運転して帰り、
その後はショックで寝込んでしまいました。

1日だけだったけどね。

んま、結果は "良性のポリープ" で、
神様に第2の人生を与えてもらったような気になった jumee でした。
いつも応援ありがとう。


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